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「砧カルタ」にも謡われている、大蔵大根! |
世田谷区立砧大根公園(砧5-14)は、世田谷区砧五丁目土地区画整理事業 として計画され、平成12年7月に完成いたしました。 その際、近隣の関係者の皆さまが、組合を立ち上げ、 この公園の完成まで、大変なご尽力をなさったそうです. 記念碑には、こう記されています。 「野菜の一つである大根を形どった竣工記念碑を 公園内に設置し後世に残すことにしました」 この大根は、遊具ではなく、記念碑なのですね。 また、だれもがこの地域の伝統野菜の大蔵大根だと思っていましたが、 ただ、「大根」とのみ記されています。 太くて長く、上から下まで同じ太さの円筒形、 その存在感から、これは絶対に大蔵大根と断定したいのですが… ご存知、この地域のカルタの「砧カルタ」にも取り上げられています。 |
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寝そべるよ |
竣工当時の大根モニュメント |
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手土産は 大蔵大根 妻の家 |
事前にちょっとテストしてみました。こどもが遊ぶ物だから、洗剤は自然由来のホタテパウダーで! |
事前に、どの洗剤がよく落ちるか試してみました。 色々試してみて、よく汚れが落ちる物をと思いました。 子供が触ったり、乗ったりして遊んでいるので、 出来れば自然由来の洗剤の使用を決定。 多くの候補から、今回は今話題のホタテパウダーを使うことにしました。 大量に廃棄されるホタテの貝殻の有効活用を目指した商品で 貝殻を 高温で熱して作られた洗剤です。 水に溶けると、強アルカリ水となり、洗浄、除菌、消臭効果もあります。 実際にやってみると、泥汚れがきれいに落ちます。 また、大根の横腹を擦ってみると、カビの臭いが湧き上がってきます。 汚れだけではなく、このカビ臭さを無くすのには やはり、定期的の清掃活動が必要だと、テストをしてみて強く感じました。 ブラシは、柄付きの物で力強く汚れを落とします。 その後、ホースで水洗いもして、雑巾でその水分を拭き取る。 クリーンアップ大作戦の、段取りを確認いたしました。、 |
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あら!大分汚れている。みんなでお掃除しましょう。 |
6月14日(月)当日は小雨まじりの生憎のお天気。 後から、例年より遅い梅雨に入った事を知りました。 開始時間の10時になると、一旦雨が止みました。 法人格 砧町自治会理事8人が、砧大根公園に集合。 世田谷区公園課の皆さま、砧まちづくりセンターに所長にもご参加いただき さあ、大根洗い開始! ホースで水をかけてから、ホタテパウダー液をたらし、ブラシやたわしで擦ります。 かなり表面には、でこぼこがあるので、クルクル円を描くように動かしていきます。 黴臭さがのこる、横っ腹は特に入念に! 使っているブラシやたわしは、すぐに真っ黒になります。 何度も水で洗い、また磨き続けます。 公園課の方のお話では、一度も大根の表面を洗ったことがなかったそうです。 こんなに楽しい清掃活動なら、定期的に行い、 町ぐるみのイベントに出来るといいなと思いました。 |
こんなにきれいになりました。本来の白く輝く大根になって、公園の真ん中で、ひときわの存在感! |
みんなで洗い、磨き上げた大根は、こんなにきれいになりました。 大根のおしりの、ちょこっと飛び出た根っこの部分が、可愛いと思いませんか? 廻りに草も生えていたので、抜き取ってすっきりしました。 遊びに来た子供たちは、いつもよりちょっと色白になっていることに 気が付いてくれるでしょうか。 黴臭さも無くなって、安心して遊ぶことが出来ます。 大人が十数人がかりで、掃除するほど大きな大根! 遠くから、わざわざこの公園の大根を見にくる方もいらっしゃるとか! 魅力たっぷりの大蔵大根のモニュメントなのです。 |
次回のクリーンアップの時には、地域の皆さまにもお声かけ致します。みんなでお掃除しましょう。 |
大蔵大根の旬は、11月から12月頃だそうです また、その頃に、クリーンアップ大作戦を、みんなで実施出来るといいですね。 もしその時に、コロナが完全に終息していたら、 煮崩れしないという特長の大根の煮物を、清掃後みんなで食べてみたり、 某大学の「大根踊り」を見せてもらったり、(きっと無理、断られそう) 大蔵大根の直売を実施したりと、アイディアが膨らみます。 この公園と、大根の記念碑を愛する地域のみんなで イベントが毎年続けられていくといいのですが。 大きすぎて冷蔵庫に入りきらない、核家族が増えて消費量が減った、 などの理由で、一度姿を消した大蔵大根。 区内農家の熱意と努力によって復活した事は、ご存知だと思います。 コロナ終息後は、法人格 砧町自治会も、熱意と努力で 中止や延期となっていた様々な行事、イベントを バージョンアップして、復活させようと決意いたしました。 |